前回のその②からの続きです。
読んでいない方は
先にその②を読んでもらえると嬉しいです。
最後に料理店である“味”を訪れました。

食事はしていませんが
見学だけさせていただきました。

この建物の最大の特徴は
中心を貫く通り土間だと思います。
通り土間を挟んで
大きく片側が裏(厨房等)で
もう片側が表(客席)といった構成です。

客席も一様ではなく
テーブルやカウンターなど様々ですが
いずれの部屋からも
外の竹林が見える構成でした。

窓の枠などは極限まで
要素がそぎ落とされているので
まさにピクチャウィンドウでした。

ピクチャウィンドウは
屋内がシンプルであればあるほど
その美しさが際立ちます。

ショップなどの
その他のスペースにもまどがありました。
一方で、住宅を考える時には
窓の役割は風景だけではなく
自然光や自然風といった要素も
同時に考える必要があります。
また、メンテナンスのしやすさや
断熱性能も重要になってきます。
今回のように
風景を美しく切り取った窓を見ると
見える景色だけで
窓位置や大きさを決められないのが
ちょっとだけ残念に感じます。